新店舗のオープンが遅くなっており、お待たせしてしまい、本当に申し訳ありません。
引き続き訪問マッサージにて、対応いたしますので、ご連絡頂けますと幸いです。
さて今日は、まだまだ世間的にも謎の多い「セルライト」について少し書いてみたいと思います。
太ももなどを両手でつまんだ時にボコボコとしたものが、浮き出て見えますが、これを一般に「セルライト」と呼んでいますね。
日本の女性であれば、これが好きという方はいないはずです。
海外にいくとセルライトの評価はまた少し違うようですが、
多かれ少なかれ、世の中に「セルライトがない人」はおらず、みなさんが足に蓄えている脂肪ですし、少しある状態がもっとも健康です。
つまり「完全に不要なもの」というわけではなく「多少は必要なもの」なのです。
ただ、セルライトが多く目立つ足は太く見えるだけではなく、体にとって、負担となってしまう場合もあります。
というのも、健康を考えた時、冷え、だるさ、疲れやすさ、むくみ、生理不調、胃腸の調子や肌あれなど、全身の不快な症状と関係してくるからです。
これらの不調は「セルライト」が直接悪さをしているから…というわけではありません。
全ては下半身の循環不良、流れの滞りによる副産物です。
流れが悪い→老廃物などいらないものが溜まりやすく、必要なものが行き渡りにくい→下半身に溜まる→セルライトが大きくなる→血管やリンパ系を圧迫→さらに流れを悪くする→さらに溜まる→不調！
と、このような悪い連鎖が起こります。
まずは、お客様それぞれで異なる、下半身の流れが滞ってしまう原因を突き止め、予防しつつ、同時に施術を施していくのが理想的だと私は考えています。
セルライトは、手技をつかい潰したり、エステ専門店などで特殊なラジオ波などをあてて柔らかくし、エネルギーとして消費されやすくする事で小さくするのが一般的ですが、
実は、一度そのように攻撃を受けた脂肪細胞は、さらに大きくなりやすい！という説もあり、あとあと注意が必要です。
見た目上、綺麗に細くするのであれば、1〜3ヶ月ほどで成果を期待できます。
下のお写真は、一度の施術での変化です。
お客様にもよりますが、
比較的最近成長したようなセルライトであれば、短期間でも小さくなりやすいように感じます。
しかし、その後が大切で、
一年以上の長いスパンをかけて、セルライトの大きさが好ましいままの状態を、安定させていく必要があると考えています。
ここまで出来てようやく、
リバウンドもなく、かといって気を使い続けなくてもいい、すっきりとして、体も楽な状態の下半身に。
美容整形の分野では、脂肪吸引という方法も存在します。
脂肪吸引は、「必要数ある体の脂肪細胞を数万個単位で体外に排除する」方法だと私は捉えています。
皮膚細胞や血管細胞、骨や筋肉、筋などはそのままですから、当然「歪み」がもたらされ、不調を引き起こしやすくなります。
全員に当てはまるというわけではないと思いますが、
私の携わったお客様で、脂肪吸引を実際に体験され、聞かれた声や目立っていた傾向として、
一日中立ち仕事をするわけでもないのに、ほぼ、毎日マッサージを行わないと足がだるくて仕方が無い状態なのだそうです。
そして術中に感じるのは、足が常に「タイヤ」のような硬さにあることでした。一生懸命トリートメントした後の状態も、一般的なお客様の足の柔らかさとは異なります。
むくみや、筋肉の硬さとは違って、弾力がなく硬い印象です。
その代わりに、皆様、見た目ではお人形さんのような整った足である事は間違いありません。
どちらがよいのかは、一概に言えませんが、
一度取り除いてしまった自分の細胞をまた体内に戻す事はできませんし、
太るなどし、残っている脂肪細胞が大きくなった場合、どのような形状になるかなど、リスクが大きいように思います。
どのようにしてセルライトを目立たなくさせるか、ご自身に相応しい方法をよく考えて、ご選択なさる事をおすすめいたします。
