霧島も2月になり、
この冬、最後の冷え込みがやって来そうな気配ですね。
日頃、お客様へは「無意識の癖」が、体に及ぼす影響について、
折に触れて、お伝えしていると思いますが、
今日は、今一度改めてスキンケアについて、monica.の理想と、ケア方法を、書いてみたいと思います。
体質や体調、時期などで個人差も大きく「これが正解！」「これが良い！」と一概に言えないのが、スキンケアです。
そんな中にも、ご留意いただく事で、格段とお肌の調子が良くなるのではないか？という、
「洗顔方法と化粧水の使い方」に絞って、ご紹介したいと思います。
まずは洗顔、
「洗いすぎていませんか？」
お肌の上には、化粧品や不要な皮脂汚れなどもありますが、お肌を守る為に必要な皮脂、そして細菌達もいます。
ソープタイプや、科学物質が多く使われた強いクレンジング材などによる過度な洗顔は、お肌の力を奪い取り、「なくなるから補う⇆奪う」という、無駄で非経済的なプロセスを繰り返す事になります。
monica.での最終理想は「特別なケアを何もしていなくても、肌が美しくヘルシーでいられる状態」に近づける事です。
お肌の自活力を高める為にも、
朝は、少し冷たいかも？と感じる温度で、ぬるま湯を当てるだけの洗顔方をオススメしています。
10〜20回ほど繰り返し、清潔なタオルで拭くだけ。
可能ならタオルは、合成洗剤で洗っていないものであればなおいいと思います。
monica.で取り扱いしているTAKEFUのタオルもオススメします。
水分を拭き取りすぎず、潤いを残したままで顔をふけます。
そして夜は、オーガニックのオイルで、汚れを浮かして拭き取ることのみを、丁寧に行って下さい。
お風呂の際も、なるべくお湯やシャンプーリンスが顔にかからないようにし、
お風呂を上がる前に、念のためぬるま湯で、髪の生え際や、耳元に残ったシャンプー類を流すと、輪郭荒れが改善したりします。
そして次は、化粧水です。
「使う量が少なくないですか？」
皆様のお肌をみていると、化粧水の使用量が少ない事から来ている症状ではないか？というトラブルによく出会います。
特に冬場は、つけてもつけてもすぐに蒸発…とにかく乾燥しがちです…。
理想的な一度の使用量は、手のひらのくぼみ500円玉大×3〜5回、手のひらの体温を使い、抑えるように染み込ませるのがいいと思います。
その後は、保湿クリームやオイルでシール。
当店のオリジナル化粧水は、500ml以上(容器一杯に)入って、1.500円ととてもお得ですが、
これは値段を気にせず、どんどん使って頂きたい、という思いからです。
どんなにいい化粧水も、適切な量を使わないと効果が期待しにくいです。
そして、最後に、一番大切なのは、
お肌に対しての「労い」の気持ちをケアする事。
これは、精神面においてもとても有効です。
「面倒くさい、早く寝たい」など、パパッと済ませないようにされてください。
育児や仕事にご多忙な方も、
せめて、週末の夜だけでも構いません。
洗顔の際や化粧水を染み込ませる際、
両手でご自身の顔を包む時に、
「今日もお疲れ様でした、や、いつもありがとう」などの思いと共に、お礼に化粧水を、肌の奥まで届けるようなイメージをされてみてください。
息を吐きながら、落ち着いた動作で行うと、自律神経を整える効果も期待できます。
たかがスキンケア。
されどスキンケアです。
そして、皆様驚かれますが、
本来の肌の力が培われてくると、
最終的には、オイルも化粧水もいらなくなります。
もちろん、季節や体調、生活様式などありますが、
そこへ行き着く頃には、お肌の悩みも、スキンケアにかける時間もお金も、全部カット出来る事になります。
そんな日が来るまでは、
せっかくですから、ちょっとした工夫で、日々楽しみながら、ご自身のお肌ケアをされてみてはいかがでしょうか？
